石井清子バレエ研究所2015BALLET
4月19日 日曜日 昼の部12:30 ティアラこうとう
まず!驚いたことは、プログラムがカラーになっていたこと
そうなんです
こんなにたくさん生徒さんがいらっしゃって(久しぶりに数えてみたら、、、
221名 になってました
そして、創立65周年、だというのに、今まで一貫してモノクロでシックなプログラム。
今回の表紙は 絵のように美しい装置(たぶんバレエ団と同じもの?)「コッペリア」の3幕「鐘の祭り」のラスト場面です。
バタバタと2階ドアから入ると、昼の部1階席はほぼ満席。
「ディズニーファンタジー」1曲目が終わり、かわいい3匹の子ブタが登場したところでした。ハイホー!につづき、follow the leader、ピノッキオ、チムチムチムニーが始まると客席のご父兄と思しきお父様が思わず唄いだすほどの、楽しくてかわいくて親しみやすい雰囲気。どれもこれも、懐かしくて踊りだしたい曲ばかりだけど。。。傑作はやっぱり「ドレミのうた」かな?
ガラリと変わって「パキータ」
こんなにたくさん出てもいいの?と誰に聞くでもなく質問したくなるほど、
上級生クラスが充実しています!
世間のバレエ教室の上級生不足に「塾が 部活が 進学が」という悩みがあるなんて、清子先生のお教室は全く無縁のようです。
誰かが一番、なんだけど、たくさん仲間がいるし、バリエーションはみんなで練習しようね、という昔からの伝統が今も生きてる、と感じます。
力いっぱいの「コッペリア」
まず主役、借り物ではなく、お教室で育ったシティバレエ団員、
昼の部スワニルダは坂本麻実ちゃん。
お相手は(どこにも説明はないけれど)実は清子先生のところでバレエの産湯を浸かった
牧バレエ団の菊地研さん。
あらためて・・・いい先輩を間近で見ること、これが次の世代を育てる、のですね。
けれども、幕ものの楽しさはテクニカルな踊りの場面だけではありません。
これぞ、清子先生!と思わせたのは、2幕最後の「あやつり人形」のシーンです。
達者な大人たちのお芝居にからませて、子供たち(中国やママー人形のお衣装で)が登場します、ちょうど「くるみ割り人形」の「小さいお人形」のように。。。
清子先生にとって、これほどこなれた作品はないのに、
さらにひと手間かけて、バレエに魔法をかけて、わたしたちを楽しませてくださいました。
さぁ、今度はわたしたちの夏の発表会、
いいものを作って 見てくださる方を笑顔にしたいです。
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